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ライター募集に応募する予定の方(特に『初心者・未経験OK』と記載されている募集サイト)
WEBライターを副業にしたいと考えている方
こんにちは。このサイトの管理人のぽんすけと申します。
お読みいただきありがとうございます。
かつて「まとめサイト」でライターをした経験と「ヤバい「まとめサイト」に画像を無断転載されて削除を諦めた話」で経験したことをもとに、WEBライターになりたい方への注意喚起をしたくて、この記事を書いています。
もしあなたが、
副業として、在宅のWEBライターになりたい!
と考えていて、かつライティングの仕事が未経験の場合。
ライティングを始める前に確認必須なことをお話していきます。
まずは、結論から言うと・・・
① ライティング業務の登録前に「利用規約」は読みましたか?
② ネット上の文章や画像をパクらず記事を書いてますか?
です。
この2つを押さえておかないと、最悪、個人情報漏洩や損害賠償請求をされる可能性があります。
数千円のおこづかい欲しさに、数万円以上の支払いや無意味な時間の浪費が発生するかもしれません。
大損です。
それを、あなたに避けてほしい。
この記事では「あなたが損しないために、ぜひチェックしてほしいこと」をまとめています。
この記事は、決して「WEBライターになるのは危ないからやめとけ!」という記事ではありません。
この記事を書いている私も、WEBライターです。
ネット上で文章を書いて、いろいろな人に読んでもらうの、だいすき!
あなたがご自身の能力を元に、WEBライターで副業するなら、すごく応援したい。
その副業のおこづかいで、おいしいものも食べてもらいたいし、普段の生活費では変えないようなカワイイ洋服も買ってほしい。
だからこそ、注意してほしい。
この記事が、あなたを守ることにつながることを祈っています。
利用規約を読みましたか?
初心者がWEBライターとして仕事を受注するときに、大きく分けると2つのパターンがあります。
パターン①:ライター求人(マッチング)サイトに登録→サイト登録した業者から依頼を受けてライティング
パターン②:まとめサイトに会員登録→自分の書ける記事をライティング(依頼を受ける場合もあり)
どちらも、会員登録が必要です。
ここで、注意してほしいこと。
会員登録前に利用規約を読みましたか?
多くの場合、「会員登録=利用規約を認めた」ことになります。
もちろん、常識的な利用規約で適切に運営されているサイトもあるのですが・・・中には悪質な利用規約のサイトもあります。
たとえば・・・
1)個人情報を登録者の許可なく、他社に渡します(理由の規定はなし)。
2)サイトセキュリティが弱くて個人情報が洩れても、責任は負いません
コレ、実際にある利用規約です(サイト特定を避けるため、文言は変更されています)。
ここから、考えられる「あなたへの損」は・・・個人情報漏洩の可能性です。
個人情報が漏れるかも
先ほどの利用規約の裏を返すと・・・理由なく個人情報を他に漏らすことができます。
このサイト以上に悪質な業者に売られる可能性だってあります。
もちろん、こんな恐ろしい利用規約は法律違反であると思いたい。
裁判になれば、あなたが勝つと信じています。
でも、裁判をするのだって、弁護士費用の捻出など、時間とお金がかかります。
そして・・・もし裁判が始まる前に個人情報を漏らされたら、それを止めることはできるのでしょうか?
少なくとも、私は止め方を知りません。
WEBライターとして登録する前に、利用規約に目を通してください。
それが、あなたを守ることにつながります。
ネット上の情報をパクらず記事を書けますか?
サイトの利用規約は問題なさそう。あなたは会員登録をしました。
「さあ、記事を書くぞ!」というときに、もう1つチェックしてほしいことがあります。
あなたが受注した記事の内容は、あなたの能力で書ききることができますか?
もっとシンプルに言うと「受注した記事を、ネット上の文章や画像をパクらず書けますか?」です。
経験がないとパクらず記事を書くのは大変
WEBライター求人サイトを見てみてください。
※「WEBライター 求人」と検索すると見つけられます。
依頼は「〇〇について書いてまとめてください」といったものが多いと思います。
そして、大抵、昇給制と書かれています。
ぽんすけの経験上、昇給するためには「Googleなどの検索をしたときに、1ページ目に表示される=検索順位が高くなる記事」を書く必要があります。
この「検索順位が高くなる記事」というのがクセモノ。
実際に「検索順位が安定して高い記事」を見てみるとわかるのですが、専門家が書いている or 経験談の記事が高い順位をマークします(2021年2月現在)。
ひと昔前までは、ネット上にある内容をまとめるだけでも検索順位が高くなる傾向があったのですが、そこからかなり変化をしているんです。
こうなってくると、自分が専門家、もしくは自分が経験していること、もしくは、検索順位の高い記事をパクる必要があります。
そうしないと、検索順位の高い記事が書けないんです。
「さあ、記事を書くぞ!」というとき、あなたはその記事をパクらず書けますか?
さらに、もう1つ「パクり」に関する落とし穴。
ライティングの依頼には「情報収集は弊社の専門家がやるので、調べなくてもOK」「書かなきゃいけない項目はこちらで指定します」と掲載されているものがあります。
適切な運営をされている会社であれば問題ないのですが、この提供された情報がパクリな可能性もあるんです。
あなたはその情報をもとに記事を書くのではないでしょうか?
え?「パクり情報を提供したのは会社で、わたしは依頼通り記事を書いたから問題ない」って?
実は、そうとも限らない。
だって、会社側が「ライターが書いたものだから、ウチは責任取りませんー」って言ったら、それで終わりなんです。
司法手段にもっていかないと泣き寝入り。
さらに、ネットの情報をパクったことが、パクられ先にバレた場合、衝撃的な「損」があります。
ネットの情報をパクったときに考えられる「損」
著作権違反で損害賠償請求される
著作権をご存じでしょうか?
著作権をすごーくざっくり解説すると「自分が作った作品を、作者がどういう風に使うかを決められる権利」です。
著作権は著作権法という法律に定められていて、誰かが作った文章や画像を利用するときは、この法律を守らなくてはいけません。
参考:著作権の引用とは?画像や文章を転載する際の5つの条件・ルール(TOPCOURT(外部リンク))
要するに、パクりじゃなくて、法律に則った形での文章や画像の利用であれば問題がありません。
でも、もし、あなたが情報をパクって、この法律を破った場合、民事上・刑事上の罰則が発生します。
パクられ先から請求されるうちの1つに、損害賠償請求があります。
あなたに、金銭的な罰則が科せられる可能性があるんです。
お小遣いほしい。
旦那さんに内緒でおいしいランチだって食べたい。
子供を優先しなきゃと、我慢していた洋服やカバンだって買える
シャネルの化粧品だって変えるかも。
でも、パクって記事を書くと、数千円のお小遣いほしさに、数万円、それでどころか数百万円の損失と、時間の損失する可能性があるんです。
読者がケガするかもしれない
お次の、パクることによる大損。
あなたがパクって書いた記事を読んだ人が、ケガをするかもしれないという話。
想像以上にネットには間違った情報が多いということをご存じでしょうか?
正確じゃない情報があふれているんです。
あなたが、(パクらないにしても)その情報を信じて記事を書いたら、間違った情報がどんどんと拡散していきます。
その間違った情報の中には、人間にケガさせる可能性のある情報もあります。
あなたが書いた記事で、誰かをケガさせちゃうかもしれないんです。
たかが記事で本当に?って思いますよね。
1つ、経験談をお話させてください。
私自身、文章をパクられた経験があります(詳細は「ヤバい「まとめサイト」に画像を無断転載されて削除を諦めた話」を参照)。
パクられた文章は、ある科学実験の方法が掲載されていました。
実験方法をパクったライターさんは、その実験に詳しくなかったのでしょう。
文章内に「ちょっと危ないかもしれないけど、便利だから、この方法も使ってみてくださいね☆」と掲載されていました。
私が「失明する可能性もあるから、絶対やるな」と書いているにも関わらず。
あなたは、あなたの記事で誰かが失明したら、その責任はとれますか。
え?
「私が書くのは科学実験なんて専門的な内容じゃないから大丈夫」ですか?
その記事は「化粧品」の記事ではありませんか?
その記事は「食品」の記事ではありませんか?
その記事は「ハイターや重曹、クエン酸などを使ったお掃除」の記事ではありませんか?
どれも知識がないと、相手にケガをさせる可能性があるんです。
もちろん、人間だから間違いはある。
でも、知識がなくて、ネットの情報を信じたことで、致命的に問題がある記事を書くことになるかもしれない。
ネットの情報をパクると、見えていないところで誰かを傷つけるかもしれないんです。
おわりに「ご自身を大切にして」
▼今日のまとめ▼
☆ライター募集に応募する前に確認すべきこと☆
① 利用規約を読む
② ネットの情報をパクらず記事を書くことを意識する
☆パクったときに起こるかもしれないこと☆
① 著作権侵害して損害賠償請求される
② 読者にケガさせる
最後に。
この記事のたった1つのメッセージを送ります。
どうぞ、ご自身を大切にしてください。