ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
本日の自由研究テーマは「海洋プラスチック問題」。
海に遊びにいくと、必ずみつかるプラスチックごみ。

今回はこのプラスチックごみを使って、環境にやさしい&みんながアッという海鳥アートの作り方を紹介します。

対象年齢:小学校3年生以上
難易度:★★☆☆☆
作業時間:3時間
はじまりはじまり~
準備するもの
海のプラスチック
できるだけ、割れそうなものがおすすめ。洗濯ばさみの端が使いやすいです。

プラスチックを割る道具(とんかちやペンチ)
海洋プラスチックはもろいとはいえ、やっぱり固い。
100均のでもいいので、とんかちやペンチをご用意ください。
段ボール
プラスチックを割るときに、破片が飛ばないように使います
アクリル絵の具と筆
プラスチックを着色するのに使います。マニキュアでもOK。発色がよいものを選んでください。
今回は、海つながりでホタテの貝殻で作られている「胡粉ネイル」を使用しました。

注意:ジェルネイルは取り扱いがめんどくさいのでおすすめしません。
布
綿でも化学繊維でもなんでもOK。100均でお好きな色・素材をお選びください。
今回はシンプルな綿の布を使っています。
木枠
100均のでOKです。
なくてもよいですが、おしゃれになるので、ぜひ使ってください。
いったん広告!
作り方
拾ってきたプラスチックを水で洗う
まずはプラスチックを石鹸でよく洗ってください。

プラスチックに付着しているごみを、すべて取り切ることはできません。
大まかな汚れが取れていれば大丈夫なので、あなたが満足できるくらいに洗ってください。
天日干しする
天日干しで乾かします。
時間があれば、3日くらい天日干ししてください。プラスチックがもろくなって、割りやすくなります。
プラスチックを割る
段ボールで周囲を囲って、ペンチ・とんかちでプラスチックを割っていきます。


プラスチックを着色する
今回つくるのはミヤコドリ!干潟にいる海鳥です(参考:ミヤコドリ | ふなばし三番瀬海浜公園公式HP・外部サイト)
お好きな海鳥で作っていただいてOKですが、なるべく色の少ない海鳥が作りやすいです。

また、白・赤の部分の多い海鳥がおすすめ。
白・赤のプラスチックが比較的手に入りやすく、着色せずにそのままの素材を利用できます。
今回は、白(発泡スチロール)と赤(線香花火の持ち手)の素材を生かしています。
布に鳥の形でボンドをつける。
ボンドでおおまかに鳥の形のアウトラインをつくります。

ボンドにプラスチックをのせる
ボンドのアウトラインにプラスチックをのせながら、少しずつ内側にプラスチックを乗せていきます。

ンドが足りなくなったら追加してください。
コツ:鳥の羽の部分にプラスチックを厚くのせると、鳥っぽさがあがります。
完成!

レポートもつけられる自由研究アレンジ例
・絶滅危惧種の海鳥をつくる(海鳥の調査レポートをつける)
・拾った海洋ごみの種類を調べて、ごみの由来を調べる
「ごみの自由研究」となると、ごみを拾うだけになりがち。ちょっとつまらない。
そんなときに、ぜひ試してみてください。
おあとがよろしいようで。