ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
本日の記事は「1本の赤ペンで、採点の丸はいくつ書けるの?準備編」の続き!
ノートにひたすら線を引いて、1本の赤ペンで何個の丸を書けるかを調べてみました。
はじまりはじまり~☆
実験方法の確認
改めて、準備編でご紹介した実験方法をご紹介します。
① 赤ペンで10個の丸を書く「丸の線の長さの平均値を出す」
② ノートに、赤ペンでひたすら線を引く。
③ インクがなくなったら終了。線の長さを測る。
④ ③でわかった線の長さ ÷ ①の平均値 = 1本の赤ペンで書ける丸の個数!
では実際に手を動かしていきます!
実験してみた
ひたすら赤ペンで線を引いてみた
ノートを準備し、ひたすら線を引きます。


1日ノルマは最低2ページ。
どんどん線を引いていきますよー。
4日経過。283 m時点で、定規が真っ赤・・・!

ついでに、手も真っ赤!!
真っ赤になった手を見た2歳の息子に、
「お母さんおてて痛くないの??」
と心配されて、ほっこりしながら実験を続けてます。
実験時の気分は、まさしく、写経。
心は無。マインドフルネスです。
しかし、ここで心を乱す想定外の事態が発生するのです!
問題発生「困った!赤ペンのインクがかすれた」
赤ペンでひたすら線を引く毎日が続きます。
1週間ちょっと経過したある日、想定外の問題が発生!
何も言わず、こちらをご覧ください。

か、かすれた・・・!!
よく考えたら当たり前で、インク式のペンって、インクがなくなればかすれるのですね。
完全に失念しておりました。
しかも、ペンって、かすれてきたら捨てちゃいます。
よし、じゃあ、かすれたから実験を終わろう!と思ったぽんすけだったのですが・・・
一度、キャップをして、ペンを振ると再びインクが出てきます。

ど、どうすれば・・・!?
困り果てた、ぽんすけ。
でも、ここで一度冷静になります。
この実験のきっかけは、「赤ペンの消費が激しい!」と話していた学校の先生です。
実験のもととなる丸は、友人に「採点のときの丸を書いて」とお願いしました。

この自由研究のテーマは、
「1本の赤ペンで、学校の採点の丸はいくつ書けるの?」です。
これを踏まえて考えます。
はたして、学校の先生は、かすれた赤ペンで、生徒の丸付けをするだろうか・・・?

わざわざ、赤ペンを振ってまで、一つの赤ペンにこだわるだろうか・・・?
そこで、実験のきっかけとなった、友人に「かすれた赤ペンをわざわざ振ってまで使う?」と確認します。
友人曰く、
「面倒。こんなかすれたペンじゃ、丸付けないよ」
・・・
・・・・
ですよね!
と、いうことで、実験方法変更しました。
1)赤ペンで10個の丸を書いてもらい、丸の線の長さの平均値を出す
2)ノートに、赤ペンでひたすら線を引く。
③ 赤ペンのインクがでなくなったら終了。線の長さを測る。
→赤ペンのインクがかすれたら終了。線の長さを測る。
④ ③でわかった線の長さ ÷ ①でわかった丸の線の長さ = 1本の赤ペンで書ける丸の個数!
ということで、改めて結果です!
赤ペンがかすれるまでの長さを測る
友人に実際に線を引いたノートを見てもらって、捨てるタイミングを聞いたところ、このかすれ具合で捨てるとのこと。

ちなみ、直前のページはこちら↓

線の真ん中が、うっすらかすれているような?
さて、いよいよ結果発表。
かすれるまでに、何m線を引いたかというと・・・
479 mでした!!!!!
※小数点以下、四捨五入
1本の赤ペンで書ける丸の数はいくつ?「約5000個」!
いよいよ、丸の数を計算します。
改めて、計算方法はこちら。
かすれるまでの線の長さ ÷ 丸の長さの平均値
=1本の赤ペンで書ける丸の個数!
つまり・・・
479 m ÷ 0.1 m(10 cm)
= 4790個!
ということで、
1本の赤ペンで書ける丸の数は4790個でした!
おわりに「学校の先生は1年間にディズニーランド3週分の丸付けをしている」
「1本の赤ペンで、採点の丸はいくつ書けるの?」いかがでしたでしょうか?
では、最後に大事な考察をさせていただきます。
学校の先生は1年間にどれくらい丸付けをしているのか?
今回は、ぽんすけが通っていた中学校の理科の先生で計算してみます。
ぽんすけがいた学校は、1学年320人でした。
テストは1回につき、50問(1問2点。時間との勝負のテストでした)。
ざっと計算すると・・・年間で96000個の丸つけをしていることがわかります
長さに換算すると、東京ディズニーランド3周分!!
学校の先生は、毎年、東京ディズニーランド3週分の丸付けをしているのですね。
・・・
・・・
先生は、すごい!!!!!
おあとがよろしいようで。