ぽんぽこぽん!
サイエンスコミュニケーターのぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
この間、サラダを作るのがめんどくさくて、イオンが販売している「ミックスサラダ」を買ってみたんですね。
そしたら、そこに紫キャベツを発見!
実は、紫キャベツって実験で定番な食材だったりします。
【Dr.STONE】クロムが使った血のりを作ってみようでもお話しましたが、紫キャベツに含まれている紫色の色素「アントシアニン」はアルカリ性で青、酸性で赤に変わる性質を持っています。
このアントシアニンってすごーくキレイに発色するのです。
そこで、今回の記事では紫キャベツをつかって、カラフルな卵をつくってみました!
ということで、本日の記事は「紫キャベツでカラフル卵を作ってみよう」!
紫キャベツ液とゆで卵を作れば、ほっとくだけでカラフルな卵を作ることができます。
ちなみに、普通に食卓に出すこともできます(チキンラーメンに乗せてみました)▼
カラフルなそうめんがお好きなお子さんに、めっちゃウケますよ!
では、作り方の解説はじまりはじまり~☆
準備するもの
まずは準備するものをご紹介していきますね
・卵(2個)
・紫キャベツ(1/8)
・梅干し(1個)
・ビニール袋(2個)
・マグカップ
・包丁&まな板(手でちぎる場合は不要)
お次は作り方!
作り方
ゆで卵をつくる
まずはゆで卵を作ってください。
ご自宅で普段やっている方法でOK。
参考までに、今回は水に卵を入れて12分火にかけるという方法を使っています。楽。
紫キャベツを千切りする(細かくちぎる)
紫キャベツを千切りします。粗くて大丈夫!
もし、お子さんと一緒にやる場合は、細かくちぎるのでもOK。
紫キャベツをゆでて、紫キャベツ液をつくる
水を 500 ml 沸かしたら、千切りした紫キャベツを投入!
5分茹でてください。
5分後▼
ざるで紫キャベツをこして、紫キャベツ液ゲット!
粗熱を取ります。
片方の袋に梅干しを入れてつぶす
片方の袋に梅干しを入れて、手でつぶします。
ちなみに、それぞれの色は、
・梅干しなし:青い卵
・梅干しあり:ピンクの卵
となります。
紫キャベツ液にゆで卵を浸す
粗熱がとれた紫キャベツ液を、ビニール袋にわけて入れます。
そこに卵を投入!
※うっかりこぼしそうなので、ビニールの口をゴムでしばってます。
マグカップに入れて、冷蔵庫で3時間放置します。
マグカップに卵を入れる理由▼
卵をまんべんなく液に浸して、卵全体を着色するため。
袋に入れて、そのまま冷蔵庫に入れると、液体に触れない部分が増えます。
卵の色ムラの原因になるので、ぜひマグカップに入れてください。
3時間放置する
1時間放置するとマーブルな感じ▼
3時間放置したら完成!
実食!
チキンラーメンに乗せて食べてみました。
意外と違和感なくチキラーに乗ってくれました。
いよいよ実食!
正直、キャベツ臭いかなぁ?と思ったのですが、全然においなく、THE卵。
特にびっくりしたのが、梅干しの味も香りもまったくない!
ピンクの卵も青の卵も、フツーに卵として使うことができました。
料理の自由研究にピッタリなカラフル卵、ぜひ作ってみてくださいね!
おあとがよろしいようで。
料理の自由研究▼
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参考文献▼