ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
みなさまは「クマムシ」という生き物をご存じでしょうか?
ざっくりと説明すると・・・
マイナス273℃という超低温にも、プラス100℃の高温にも、ヒトの致死量の1000倍以上の放射線にも耐えることができる……。インターネットでもしばしば「最強生物」と謳われるのが、1mmにも満たない小さな生き物「クマムシ」です
です。
「クマ」のようにのしのしと歩くので「クマムシ」と呼ばれます。
実は、このクマムシ・・・実際に見てみると、めちゃカワイイのです!
動きはパンダ!
最強の名前に反して、よく転んで「起き上がれないよぅ」なんて足をバタバタしちゃう生き物なんです。
あまりに可愛すぎて、ぬいぐるみにまでなっています。
ということで、本日の記事は「クマムシの観察方法のご紹介!」。
顕微鏡さえあれば、観察OK!
簡単に観察できるように、一般的な観察方法をアレンジしてお話します。
では、はじまりはじまり~☆・・・といういく前に。
本日の記事は、とあるクマムシ名人さん協力のもと作成されています。
クマムシ名人さんがポイントを解説してくれるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
コケを探す
クマムシさんのすみか「ギンゴケ」を探します。
ギンゴケは、誰も踏まない・比較的乾燥した場所によくいます。
具体的に言うと、駐車場のすみっこ、道路のすみっこにいることが多いです。
クマムシ名人:「経験上、銀色に光っている方がクマムシがたくさんいます」
ということなので、遠目からみて白っぽく光っているギンゴケを狙ってください。
コケを水に3時間ひたす
ギンゴケを取ってきたら、コップに入れて、ひたひたになるくらい水を入れます。
そして・・・3時間放置!
最短30分でもクマムシを観察することができますが、難易度がかなり高いです(クマムシセンサーがないと難しい)。
クマムシ名人「一般的には、1時間ひたすのですが、経験上、3時間くらいひたした方が簡単に見つけられます。」
とのことなので、じっくり水にひたすのがオススメ!
コケが混ざった水を観察する
コケをつまようじなどで広げます。
すると、コケが少し入った水たまりができます。
この水たまりを観察してください。
クマムシさんに出会えますよ!
クマムシさん「うまくすすめないよぅ」 pic.twitter.com/hhPlCq4IyV
— 自由研究Lab.(ぽんすけ) (@ziyukenkyu_lab) September 5, 2020
クマムシ探しのコツ
ゆっくりとリズムを刻んでいるコケを探してください!
コケの中には、たくさんの生き物がいます。
でも、ほとんどの生き物がクマムシさんより動きが早い!
なので、ゆっくりと動いているコケを探してみてください。
クマムシさんがいる可能性大!です。
ほとんどの生き物は「とととととと」というリズム感ですが、クマムシさんは「とん・とん・とん」というリズムを刻んでいます。
まとめ
1)コケを探す
2)コケを水に3時間ひたす
3)コケが混ざった水を観察する
「クマムシを観察しよう!」いかがでしたでしょうか?
パンダみたいなカワイイ動きを、ぜひ観察してみてくださいね!
おあとがよろしいようで。