自由研究ラボ

研究大好きな主婦が、さまざまな自由研究を実践・ご紹介します!

【自由研究】定番の紙飛行機 VS アレンジ紙飛行機!どっちが遠くまで飛ぶ?~後編~

ひゅーべーふぉめんた!ぽんすけです。

お読みいただきありがとうございます。

 

【前回までのあらすじ】

 

・定番の紙飛行機とアレンジ紙飛行機を作ったよ。

・家の中で定番の飛行機を飛ばしたら、5.6 m飛んだよ。

・アレンジ紙飛行機は、家が狭くて飛距離を測れなかったよ。

→公園で飛ばして飛距離を測るしかない!

 

・いい年したおばちゃんが、マジ顔で、紙飛行機持って、公園で飛ばす勇気が出るまで、しばし、待たれい!

 

 

勇気が出たので続編です!

 

※詳しくは第1弾の記事「定番の紙飛行機をアレンジして、遠くまで飛ばそう!」をチェック!

 

ということで、本日の記事は、

定番の紙飛行機(アレンジ前の紙飛行機) VS アレンジ紙飛行機!どっちが遠くまで飛ぶ?@公園編

です。

 

本文が始まる前に一言。

この実験、一筋縄ではいきませんでした。

 

肌寒い冬のある日。周囲の視線を顧みず、

羞恥心に悶えながらの実験。

 

そんなたぬきの姿を想像しながら、この記事をお楽しみください。

 

実験開始!!!

 

  

0)公園で紙飛行機を飛ばす前準備

紙飛行機と前回使ったメジャーを片手に公園へ行きます。 

 

定番紙飛行機

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アレンジ紙飛行機

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※それぞれの紙飛行機の折り方は「「定番」紙飛行機の折り方&紙飛行機のアレンジ方法【勝手に自由研究】

 

メジャー

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さて、意気揚々と公園へと出発するわけですが、

ぽんすけには思うところがありました。

 

可能な限り人には見られたくない!

です。

 

何故か・・・?

 

みなさま想像してみてください。

 

だだっ広い、誰もいない公園で、

紙飛行機をもったおばちゃんがたたずんでいます。

 

思いっきり紙飛行機を飛ばしたかと思うと、

紙飛行機を全力で追いかけて、

メジャーで何かを測っているのです。

 

しかも、そのおばちゃんをずーっと見ていると、

ほとんどの時間を、うつろな目で空を見ています(風が止むのを待っている)。

 

THE 不審者。

 

ということで、公園に行ったのは1月中旬の正午(気温6℃)!

 

このタイミングなら、子供も大人も公園にいないだろうと思ったのです。

・・・案の定誰もいない!(しめしめ)

 

寒空の下、実験を開始します。

 

まずは、定番の紙飛行機を飛ばしてみました。

 

記録:0 m 30cm

 

・・・飛ばない!?

 

風が止んだのを見計らって、紙飛行機を飛ばしてみたのですが、

突然の向かい風で紙飛行機が戻ってきてしまいました。

 

そのあとも、何度も何度も紙飛行機を飛ばしますが、

風にあおられて、メジャーで測るに至らない!!!

 

風め・・・っ!(怒)

 

腹が立ったぽんすけは、ある戦略にでます。

 

数打てば、当たる!です(戦略じゃない)

 

要するに、

「何度も紙飛行機を投げていれば、風の影響なく、まっすぐ飛ぶ紙飛行機が出てくるはず!

なら、まっすぐ飛んだ紙飛行機の飛距離だけ測定すればいいじゃないか!

 

と思ったわけです。

 

しかし、ここで気になることが。

 

「まっすぐ飛んでるって、どうやって判断すればいいんだろう・・・?」

 

何度も何度も投げて、「まっすぐ飛んでるなーと」思う紙飛行機の飛距離だけ測定するわけですが、

まっすぐ飛んでいるという状態を明確にしておかないと、

どの紙飛行機の飛距離を測定すればいいか、わかりません。

 

つまり、

「まっすぐ飛んでいる紙飛行機」を定義したい!

と考えました。

 

ということで、

足を使って、地面にスタート地点を作ったあと、

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こんな模様を地面に描きました↓

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スタート地点(赤線)から2 mおきに横線を引き、幅1 mに縦線を10 m引きました。 

 

スタート地点(たぬきの位置)から紙飛行機を投げたときに、

紙飛行機が枠の中に入っていたら、

紙飛行機は横に1 m以内のブレしかなかったことになります。

 

つまり、風の影響は少なく、まっすぐ飛んでいると考えられるわけです。

 

「まっすぐ飛んでいる紙飛行機」=「枠内で着地した紙飛行機」

と定義することができました。

 

改めて、実験方法!

 

【実験方法】 

1)風が止んだら、定番の紙飛行機飛ばす。枠の中に入った飛距離を5回測る。

2)風が止んだら、アレンジ紙飛行機を飛ばす。枠の中に入った飛距離を5回測る。

3)2つの飛距離(平均値)を比べて、アレンジ紙飛行機の方が遠くまで飛ぶか確認する。

 

実験開始!

 

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1)定番の紙飛行機を飛ばして、飛距離を測ってみた

こちらの定番紙飛行機を飛ばします。

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結果

紙飛行機を投げた回数:23回(うち5回が枠内に着地)

1回目:6 m 37 cm

2回目:5 m 01 cm

3回目:6 m 11 cm

4回目:6 m 43 cm

5回目:7 m 82 cm

平均:6 m 35 cm

 

2)アレンジ紙飛行機を飛ばして、飛距離を測ってみた

 こちらのアレンジ紙飛行機を飛ばします。

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結果

紙飛行機を投げた回数:52回(うち5回が枠内に着地)

1回目:9 m 02 cm

2回目:9 m 35 cm

3回目:6 m 72 cm

4回目:11 m 95 cm

5回目:10 m 02 cm

平均:9 m 41 cm

 

3)2つの飛距離を比べてみた

定番紙飛行機の飛距離:(平均)6 m 35 cm

アレンジ紙飛行機の飛距離:(平均)9 m 41 cm

 

アレンジ紙飛行機の勝利!

 

つまり、

紙飛行機をアレンジをしてみたら、定番の紙飛行機よりも遠くまで飛ぶ!

 

ということがわかりました。

ちょっとしたアレンジだけで、飛距離が変わるのは面白いですね☆

 

4)余談という名の考察「なぜアレンジ紙飛行機の方が、風に弱いの?」

アレンジ紙飛行機は、定番の紙飛行機よりもよく飛ぶ!

ということがわかりました。

 

しかし、ここで注目してもらいたいのが、「紙飛行機を投げた回数」

 

定番紙飛行機:23回(うち5回が枠内に着地)

アレンジ紙飛行機:52回(うち5回が枠内に着地)

 

アレンジ紙飛行機の方が、たくさん投げています

アレンジ紙飛行機の方が、まっすぐ飛ばないということです。

 

つまり、アレンジ紙飛行機の方が、風に弱いと考えらえます。

 

なぜでしょう?

 

実際にアレンジ紙飛行機を飛ばしてて、「原因かな」と思うことを見つけたので、まとめてみます。  

 

原因1: アレンジ紙飛行機の羽の部分が曲がっているから 

アレンジ紙飛行機はご覧の通り↓、羽の後ろの部分が曲がっています。

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一方で、定番の紙飛行機の羽は曲がっていません。

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横から風が吹いたとき、アレンジ紙飛行機の方が、羽が曲がった分だけ風に当たりやすいのではないかなーと想像。

 

アレンジ紙飛行機の方が、横風に弱いということになります。

 

原因2:アレンジ紙飛行機は、高く飛ぶから

この実験中に周囲を観察していると、

 

「高さ1 mくらいにある木の葉っぱは揺れていないのに、

高さ5 mくらいにある電柱から垂れ下がったケーブルは揺れている。」

 

ということがありました。

 

高さによって、風の強さは違うということですね。

 

さて、ここで思い出してください。

アレンジ紙飛行機は、揚力を大きくしているのです!

 

つまり、定番の紙飛行機よりも、アレンジ紙飛行機の方が、高く飛びます。

(目測で、高さ3 m以上飛びます)

 

ぽんすけが、「風が止んだ!」と感じても、

高いところでは風が吹いていた可能性があります。

 

つまり、アレンジ紙飛行機を飛ばしたときに、高いところではびゅんびゅん風が吹いていたせいで、うまく飛ばなかったのかなー・・・と想像。

 

まとめ「アレンジ紙飛行機の方がよく飛ぶ!」

☑ 紙飛行機をアレンジしたら、遠くまで飛ぶようになった!

☑ アレンジした紙飛行機は風に弱いから注意。

 

「定番の紙飛行機 VS アレンジ紙飛行機!どっちが遠くまで飛ぶ?」いかがでしたでしょうか?

 

ぽんすけ自身、とっても楽しくできた自由研究でした!

 

実は、この自由研究は、

小学校4年生の女の子と一緒にやってきました。

 

今回実践した自由研究は、

5歳から大人まで楽しくできます。

(一緒に紙飛行機を飛ばすだけなら3歳からも可能)

 

紙飛行機をひたすら飛ばすんです。

 

それだけでも楽しいのに、

ちょっとアレンジしただけで、自分で折った紙飛行機がもっと飛ぶようになるんです。

 

しかも、アレンジに器用さはいりません。ぶきっちょさん大歓迎!

 

誰でも、紙飛行機マスターになれます!

 

もし、ご興味がありましたら、ぜひやってみてください。

 

ただし、

 

もし、この自由研究を真似してみたいという、素敵な方がいらっしゃいましたら、

屋内でやることをオススメします!!

(風の影響を減らした方が実験はやりやすいし、何度も紙飛行機を投げるのは二の腕につらい

 

【2019年4月30日追記】「中学校の理科の授業で採用されました!」

友人の学校の先生にこの自由研究を紹介してみたところ、

中学校の特別支援学級の理科の授業で採用していただけました!

 

理科の授業でもウケたようで、

「みんな楽しめる!」

「特に探求的なことが好きな生徒に超ヒット!」

と言っていました。

 

主婦がぽやっと実践している自由研究を、

実際に子供たちが楽しくできた伺えて、すっごく嬉しくなったぽんすけでした。

 

広まれ!自由研究!

 

おあとがよろしいようで。

 

関連記事

第1弾

 

紙飛行機の折り方

 

実験の前編

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