ぽんぽこぽん!ぽんすけです。
お読みいただきありがとうございます。
ことの始まりは、ぽんすけが、「トイレに流せない」おしりふきをトイレに流し、トイレを詰まらせたことから始まります。
参考:おしりふきとは?
オムツを使う赤ちゃん用のウェットティッシュ。
「トイレに流せるもの」と「流せないもの」が存在する。
我が家では1歳娘が「流せないもの」を使用中。
それを見た4歳の息子は、『おしりふきで、トイレが詰まる』ということを知りました。
ですが、息子は「流せるおしりふき」を使っています。
そこで、こんな疑問。
息子「なんで、僕のおしりふきを流してもトイレは詰まらないの?」
ぽんすけ「トイレに流せるやつだから。でもたくさん流すと詰まるらしいから気をつけてね」
息子「・・・なんで、たくさん「流せるおしりふき」を流すと詰まるの?流せるのに。」
・・・自由研究テーマだ!!!!
ということで、本日の記事は「なぜ『流せるおしりふきを』大量に流しちゃダメ?」!
実験して調べてみました。
結論からいくと・・・『流せるおしりふきは水にかなり溶けづらいから!』
結論はシンプルですが、この実験でたくさんの発見がありました。
しかも!
この実験で必要なものは、すべて自宅でそろいます。
今日は8月31日!!!・・・という方にもオススメの自由研究です。
本日の記事では、自由研究のレポート風に「おしりふき実験」をご紹介していきますね。
では、はじまりはじまり~☆
実験のきっかけ
まずは、息子が思いついた疑問から、自由研究のきっかけを書いてみます▼
僕のおしりふきは流せるおしりふきなのに、たくさん流すと詰まるらしい。
なんでだろうと不思議に思ったので調べてみる。
準備したもの
お次は、準備したものをご紹介!
・流せるおしりふき(スーパーで購入できる赤ちゃん用おしりふき。メリーズを使用。)
・ティッシュ
・トイレットペーパー(今回はダブルで実験)
・はかり(タニタのキッチン用のはかりを使いました)
・コップ(紙コップでもプラコップでも)
・おはし(棒ならなんでも)
実験のやりかた
実験のやり方を箇条書きで解説していきます。▼
1)コップにおしりふき・ティッシュ・トイレットペーパー1g入れる。
2)それぞれのコップに水を入れる。水の量はすべて同じ。
3)1時間おきにコップを観察する(写真を撮る)
実験の予想
ネットでトイレットペーパーやおしりふきのことを調べて、予想を立ててみました▼
ネットで調べてみたら、トイレットペーパーは水にすっごく溶けやすいらしい。
おしりふきはトイレットペーパーより溶けにくいのかもしれない。
だから、おしりふきはたくさん流しちゃダメだと思う。
あと、ティッシュも流しちゃダメとお母さんに言われた。
ティッシュは溶けないのかもしれない。ついでに実験してみることにした。
このあとは、結果の紹介!
ここからは実況でいきますよー。
実験の結果
1)コップにおしりふき・ティッシュ・トイレットペーパーを入れる
まずは、おしりふき・ティッシュ・トレぺを同じ重さにします。
・・・何グラムにすればいいんだ???
全くオリジナルな実験なので、正直、どうすればいいかよくわからない・・・
しかし!コップに入れば正直、何グラムでもよいので、まずは5グラムから!
さっそく、トレぺ・おしりふき・ティッシュを5グラム用意します。
ちょっと紙の量が多い?
そして、おしりふきちっちゃいなぁ!
早速、それぞれの紙をコップに入れていきます。
・・・
・・・入らねぇ。
結論。5グラムはムリっぽい。
ということで、1グラムの紙たちをコップに入れていきます。
・・・
ばっちりでした!(写真撮り忘れた)
2)それぞれのコップに水を入れる
では、水を入れていきまーす!
水を入れただけですが、トレぺはちょっぴり溶けているように見えます。
3)1時間ごとに観察する
1歳児の手の届かないところに置いて・・・1時間タイマー、スタート!
では、観察していきますよー!!!
1時間後▼
1時間後のトレぺ▼
トレぺはかなり細かくなりました!
1時間後のおしりふき▼
1時間後のティッシュ▼
うーん?おしりふきとティッシュは溶けていないように見えます。
2時間後▼
トレぺはどんどん細かくなりました。
のりみたい!▼
他の二つは変わらず。
変化が少ないので、次は4時間後に観察してみます!
4時間後▼
ようやく、おしりふきに変化が!!
おしりふきはもやもやしはじめました。ちょこっと溶けてます。
トレぺは溶けきってます。バラバラです。
ティッシュは、正直、水吸ってるだけですね!!
溶ける気配なし。
変化が少ないので、今度は24時間置いてみます
24時間後のおしりふき▼
ようやく、溶け・・・た?
流せるおしりふき。
1日経っても、溶けない・・・だ・・・と?
実験の考察&結論
今までの結果から、実験の考察と結論を導きだしてみます。
▼【考察】▼
1)流せるおしりふきは1日経っても、トイレットペーパーみたいに溶けなかった。水に溶けづらいから、たくさん流しちゃうと詰まっちゃうんだと思う。
2)ティッシュは全然溶けなかった。絶対に流しちゃだめ!
▼【結論】▼
「流せるおしりふき」は、水に溶けづらいから、たくさん流しちゃダメ。
感想
今回の実験の感想。
・・・正直、「流せるおしりふき」が24時間経っても溶けないとは思いませんでした・・・!!!
でも、よく考えたら、おしりふきって、製品上、水に溶けやすかったらマズイんですよね。
おしりふきは、排泄物をふき取るものです。
排泄物には水気が含まれています。
もし、おしりふきが水に溶けやすかったら、紙がおしりにくっついてしまうかもしれません。
そうしたら、肌の弱い赤ちゃんは、おしりかぶれになっちゃう可能性大!
せっかく、かぶれ予防のおしりふきなのに・・・本末転倒です。
「流せるおしりふき」の製品上、「水に溶けない」ことを優先しなきゃいけない。
そう考えると、「流せるおしりふき」って画期的。
水に溶けにくい・・・けどトイレに流せる!というギリギリのラインを攻めているのだと思います。
ここまで考えて、感想のまとめ。
「流せるおしりふきは、スゴイ!!」
おわりに「実験方法がうまく設定できたら、時間をかけなくても、発見がある」
「なぜ「流せるおしりふき」を大量に流しちゃダメ?」いかがでしたでしょか?
この実験は、思いついてから実験が終わるまで半日でした。
まとめるとしても、1日で終わります。
「実験」というと、すっごく時間をかけなくてはできない・・・と思いがちです。
ですが、実験方法さえうまく設定できれば、時間なんてかかりません。
特別な材料だっていりません。
短時間でびっくりするくらいの発見ができます。
実験を上手く作れば、学校の先生が「おっ?」と思う実験ができちゃうのです。
え・・・?
そんなに簡単に実験を作れない??
確かに、実験を作るにはちょっとしたコツがいります。
もしあなたが「こんな不思議を調べたい!」「こんなテーマで実験したい!」と思っても、実験方法が思いつかないかもしれません。
そんなときは、ぜひ、ぽんすけを頼ってください。
あなたのテーマに合わせて、全力で実験を作りますよ!▼
・・・
ハイ!自分のサービスの宣伝でした。
どうぞ、発見のある自由研究を!
おあとがよろしいようで。
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簡単にできる!?ティシュペーパーで紙すき手作りハガキをつくろう!
紹介した和紙づくりで使える「紙すき枠」の作り方▼