キットレビュー

色のふしぎを調べよう【自由研究おたすけキット】レビュー

ぽんぽこぽん!ぽんすけです。

お読みいただきありがとうございます。

本日の記事は「色のふしぎを調べよう」レビュー!

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学研さんの「自由研究おたすけキット」シリーズです。
☑ 1日でできる

☑ 小学校3年生以上

☑ まとめ方の実例レポートつき

といった特徴を持っています。

今回の記事では、ぽんすけが実際にキットで遊んでみて・・・

このキットってどんな内容?

どんな人にオススメ?

といったところを中心にお話していきます。

では、はじまりはじまり~☆

キットの中身紹介

ではさっそく、箱の中を覗いてみます!

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中には、水性ペン・ろ紙・カラー円盤シート・写真シートといった実験セット。

ガイドブック(説明書)にレポートが入っています。

この1つのキットで4つの実験が楽しめます!

今回の記事では、そのうちの1つ。

「水性ペンのインクの色を分けてみよう」をご紹介していきます。

キット実験紹介「水性ペンのインクの色を分けてみよう」

ガイドブックの一番トップを飾る実験です。

黒い水性ペンは、複数の色のインクが混ざっているんだよ!

ということがわかる実験です。

実際にどんな風にやるかをお見せしていきますね。

まずは付属のろ紙をカットします。

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付属の黒ペンで線と丸を書き・・・

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割りばしではさむ!

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ここで、水を入れたコップを用意します。

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割りばしセットを投下!

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あとは待つだけです。

しばらくすると、黒いインクが滲んできます。

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だんだんと、ろ紙の上の方に黒インクが広がっていきます。

下の方が赤っぽい?

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さらに進むと、はっきりと赤い色が見えます。

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更に拡大してみると、上の方が青っぽい?

上から、青・黒・茶・赤のように見えます。

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さらに進んだのがこちら。

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上から、青・茶色(オレンジ)・赤になりました!

さて、ここでネタバレ。

なんで黒ペンの中に様々な色が含まれているのでしょうか??

実は、色って、シアン・マゼンタ・イエローの3つの色で、すべての色を作るのです。

これら3つの色を「色の三原色」と言います。

では、黒って「色の三原色」を使ってどうやって作るのでしょう?

その答えは・・・(大体)同じ量で混ぜる。

黒の色合いによって、ちょっぴり量の差を出すこともありますが、基本は同量で混ぜる!です。

もう一度、黒ペンのインクを分ける実験を見てみましょう。

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はっきりと、マゼンタ(赤)・シアン(青)が発色してます!

イエローはわかりづらいですが、マゼンタとシアンの間にありそうです。

黒ペンの中に様々な色が含まれている理由はわかりましたでしょうか?

・・・

・・・えっ?

「どうして色が分離したか?」がわからないですって?

答えはキットで!



このキットの”推し”ポイント「カラー円盤すごい!」

「水性ペンのインクの色を分けてみよう」実験をご紹介しました。

こちらの実験も楽しいですのが、個人的にキットの”推し”ポイントは・・・

カラー円盤!

表紙のど真ん中を飾っている色付きの円盤です。

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さきほど説明した「色の三原色」を円盤状にして、重ねられるようにしたものです。

この円盤のすごいところは、

それぞれの色の比率を変えて混ぜたときに、どんな色になるかが視覚的にわかるところ。

絵の具などで、経験的に知っていた「赤と黄色を同じ量混ぜる=オレンジ」「青と黄色を同じ量混ぜる=緑」といったことを、理論的に見ることができます。

また、同じ緑でも、混ぜる色の割合で、多様な色を作り出すことができます。

まさしく、プリンターの原理。

細かい色の差が重要になる、デザインの基礎を学ぶことができます。

このキットの素敵なところ

①「準備は一切不要!」

必要な道具はすべてそろっています!

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ペンは用意した方がいいかなー・・・なんて思ったのですが、それすら不要!

必要なのは、水とガラスコップくらいです。

②「工作にも応用できる!」

ガイドブックにはインクをにじみを生かした工作を紹介しています。

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これがとってもキレイ! 

実験だけではなく、工作もあわせてできてしまうのは、お得感満載です。

このキットのイマイチなところ「まとめ方レポートがやらせっぽい」

逆にこのキットで「うーん・・・」と思ったことを紹介。

まずは、まとめ方実例レポートをご覧ください。

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「研究のきっかけ」には

雨にぬれたノートを見たら、黒い水性ペンの文字がむらさき色っぽくにじんでいることに気がついが ~略~ 実験してみた。

思ったのです。

思ってしまったのです。

キット買う人って、こんなことを考えているんだろうか?

もちろん、キットを買って自由研究をレポート状にまとめようとしたら、大義名分(自由研究のきっかけ)が必要なのはわかります。

でも、このきっかけはやらっせっぽい・・・

そのあとの方法も、なんでこの方法でやったか?がないと非常に不自然です。

まとめはアレンジをした方がよいのかなーと思ってしまったぽんすけでした。

まとめ「絵を描くのが好きな人にオススメ!」

「色のふしぎを調べよう」レビューいかがでしたでしょうか?

今回遊んでみて、繊細な色を扱う人にオススメかな?と思いました。

例えば・・・

WEBデザイナーになりたい人

絵を描くのが好きな人

どれも、細かな色の違いを取り扱う人たちです。

youtubeやブログなど、WEB活動のデザインの基本は「色の三原色」です。

デザインや色の取り扱い学ぶには最適なキットです!

ぜひ、遊んでみてくださいね。

おあとがよろしいようで。

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